概要
修復を行った後にも同じ脆弱性をスキャンが示してくる場合、データベースがいっぱいで、新しい情報やスキャン結果が更新されていないことがあります。
LanGuardが不要なスキャン結果やスキャン履歴情報を自動的に削除し、重要な情報を保持するように設定することで、データベースの容量を確保し、新しいデータの取り込みを一定に保つためのデータベース保持オプションの設定について説明します。
解決策
SQL Express がデータベースサイズの上限に達したり、ディスク容量が不足したりすると、LanGuard のバックエンド・データベースは更新されなくなります。そうすると新しいスキャン結果や設定変更がインポートされず、LanGuardコンソールに予期せぬエラーが出たり情報の一貫性が失われたりすることがあります。
それを回避するためには、スケジュールされたデータベースメンテナンスによって古いスキャン結果を自動的に削除するように設定してください。スケジュールされたデータベースメンテナンスの間、LanGuardは設定された保持ポリシーに基づき、保存されたスキャン結果を自動的に削除します。設定するには以下を行なってください。
- GFI LanGuard コンソールを起動してください。
- 設定 タブ > データベース保守オプション > 保持ポリシーの管理 を選択してください。
- 以下のオプションを設定してください。
オプション 説明 Keep scans generated during the last...(過去...に生成されたスキャンを保持する) 指定した日数、週数、月数の間に生成されたスキャン結果を保持します。 Keep scans per scan target per profile number of...(プロファイル数ごとにスキャン対象ごと...個のスキャンを保持する。) スキャンプロファイルごとに、スキャン対象ごとに保存するスキャン結果の数を指定します。 Never delete history(履歴を削除しない) すべてのスキャン履歴を残す場合は、このオプションを選択してください。 Keep history for the last...(過去...分の履歴を残す) 指定した日数、週数、月数分のスキャン履歴を残します。
- OKをクリックすると、設定が反映されます。
保持設定がグレーアウトしている場合は、LanGuardが現在スキャン操作を行っていることを意味します。完了したら、再度確認してください。