概要
Microsoft Accessデータベースのコンパクト化と修復は、以下のような場合に必要となります。
- GFI 製品のバックエンドの Access データベースが非常に大きくなってしまった場合。
- GFI製品のバックエンドのAccessデータベースが危険にさらされているか、破損している場合。
現在、GFI製品ではデータベースのコンパクト化と修復を自動的に行うことはできません。
この記事では、コマンドラインおよびMicrosoft Access内でデータベースのコンパクト化と修復を行う方法を説明します。
手順
コマンドラインからのコンパクト化と修復
- GFI 製品と同じマシンに Microsoft Access がインストールされている場合、コマンドラインから処理、コンパクト化、修復を行うことができます。
- この手順はバッチファイルに簡単に挿入できます。それによりGFIサービスおよびIISサービスを自動的に停止し、データベースを圧縮し、最初に停止したサービスを再起動することができます。
- このバッチファイルは、夜間やメールの流量が少ないときなどに実行するようにスケジュールすることができます。
- Microsoft Access が GFI 製品と同じマシンにインストールされていない場合は、Jet Compact Utility を使用してみてください。
- コマンドラインを開き、以下のコマンドでコンパクト化と修復を実行してください。
msaccess <path to database file>\<database file name> /compact
例:
msaccess "C:\Program Files\GFI\MailEssentials\Data\Reports.mdb" /compact
- 必要なサービスの停止および開始は、
Net Stop
およびNet Start
コマンドを使用して行います。
IIS Admin に依存するサービスを特定し、IIS Admin の前にこれらを停止し、IIS Admin の起動後に再起動するようにします。
Microsoft Access内でのコンパクト化と修復
- .mdbファイル(複数)のバックアップコピーを取ってください。
- バックアップを取った後、Microsoft Accessで各ファイルを開きます。
- データベースツールに移動します。
- Compact and Repair Database(データベースのコンパクト化と修復)をクリックします。
- Microsoft Accessを終了します。
注:MDBファイルのサイズが1.7GBを超えることは推奨できません。