概要

アップグレードパスに関する情報を提供し、最新のビルドをダウンロードしてGFI LanGuardを最新バージョンにアップグレードする手順を説明します。

解決策

更新された定義は最新のバージョンにのみ提供されるため、以下のアップグレードパスを考慮して、LanGuardをアップグレードすることをお勧めします。

アップグレードパスの注意点

設定を維持したままアップグレードするための正しい手順は、現在インストールされているGFI LanGuardのバージョンによって異なります。 まず、現在のGFI LanGuardのバージョンに基づいて、アップグレードパスを選択してください。アップグレードパスが決定したら、対応するリンクから注意事項を確認してください。

• バージョン2014からのアップグレード: GFI LanGuard 2014 (v10) から v.12.5hへのアップグレード
• バージョン2015からのアップグレード: GFI LanGuard 2015 (v11) から v.12.5hへのアップグレード
• バージョン12からのアップグレード:  GFI LanGuard v.12 から v.12.5hへのアップグレード
• バージョン12.1-12.3からのアップグレード:  GFI LanGuard v.12.1-12.3 から v.12.5へのアップグレード
• バージョン12.4-12.5からのアップグレード: GFI LanGuard v.12.4 から v.12.5hへのアップグレード

(推奨) LanGuardのバックアップ

GFI LanGuardのバックアップで説明されているように、アップグレードの前に、現在のGFI LanGuardデータベース、GFI LanGuardデータディレクトリをバックアップし、GFI LanGuard設定をエクスポートすることをお勧めします。このバックアップは、アップグレードが失敗した場合に役立つ可能性があります。 

アップグレード手順

GFI LanGuard サーバーがシステム要件を満たしていること、暗号化プロトコル TLS 1.1 以上が実行されていること、ローカルポリシーで FIPS-Compliant アルゴリズムが有効になっていることを確認してください。

LanGuardはTLS 1.0の環境でも動作しますが、このプロトコルは時代遅れであり、セキュリティ上の観点から推奨されません。

準備ができたら、以下のアップグレード手順に進んでください。

1. 現在の GFI LanGuard サーバーに管理者としてログオンするか、管理者権限のあるアカウントを使用してください。

2. アップグレードをダウンロードするをクリックして、現在 GFI LanGuard がインストールされているサーバーの最新ビルドをダウンロードします。または、最新のビルドを手動でダウンロードしてください。
   
   

3. 新しくダウンロードしたインストーラーを右クリックし、プロパティを選択します。

4. 全般タブでブロック解除をクリックし、適用をクリックします。この手順は、OSがインストーラの特定の動作をブロックするのを防ぐために行います。

5. アップグレードのインストール中は、サーバーマシンのアンチウイルスソフトウェアを無効にしてください。アップグレードが完了したら、再度有効にしてください。

6. インストーラーを起動します。

7. コンポーネント画面で、ローカルサーバーインスタンスをインストールするにはGFI LanGuardを選択します。オプションで GFI LanGuardセントラルマネジメントサーバーを選択して、セントラル サーバー インスタンスをインストールすることもできます。セントラルマネジメントサーバーのインスタンスは、組織内に1つだけインストールしてください。

8. ユーザー名とパスワードの欄に、GFIアカウントエリアの認証情報、または GFI LanGuard のダウンロードのサインアップ時に使用したアカウントを入力します。同期をクリックして、アカウントに登録されているライセンスキーを取得してください。利用可能なキードロップダウンからキーを選択してください。

   または、ライセンスキーを入力フィールドに手動でライセンスキーを指定してください。

9. アカウントのライセンスキーを指定した後、ウィザードは既存のMicrosoft SQLサーバーまたはSQL Expressを選択するよう促します。現在のインストールが利用できない場合は、Microsoft SQL Express（無料）をローカルサーバーにインストールするオプションをクリックしてください。Microsoft SQL Express 2012 ウィザードに進んでください。

10. ウィザードの手順に従って、新しいバージョンを古いバージョンと並べてインストールしてください。

11. GFI LanGuardを初めて起動する際に、古いインスタンスの設定をインポートするように求められます。インポートする設定を選択し、次へをクリックしてください。

注：エージェントは通常、次のエージェントスキャン操作の開始時に更新されます。

確認方法

インポートが完了したら、スキャンを実行してアップグレードをテストし、GFI LanGuardが正常にインストールされていることを確認してください。新バージョンの動作が確認されたら、Windowsのプログラムと機能から旧バージョンをアンインストールしてください。

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