概要
GFI LanGuardコンソールのアクティビティーモニターを使用して、進行中および完了済みのスキャン操作の追跡、自動パッチダウンロード、修復操作、およびプログラムの更新履歴の確認などを行うことができます。
詳細
GFI LanGuardコンソールの「アクティビティーモニター」タブでは、アクティブなセキュリティスキャン、修復ジョブ、まだ実施していないアップデートやセキュリティ定義のダウンロード操作、を監視することができます。
セキュリティースキャンの監視
Security Scans (セキュリティスキャン)のセクションでは、現在進行中またはすでに完了したすべてのスキャンを監視することができます。進行中のインタラクティブ (手動) スキャンは、スキャンタブからリアルタイムで追跡できます。スキャンが完了すると、結果はスキャン結果のバックエンドデータベースに保存され、アクティビティーモニターに表示されます。
手動でインポートされたスキャン結果は、LanGuardインスタンスが実行していなくても、表示されます。
セキュリティスキャンを監視するには、GFI LanGuardコンソールのActivity Monitor (アクティビティーモニター)タブを開き、左パネルからSecurity Scans(セキュリティスキャン)をクリックしてください。
列のヘッダを1行目の上の指定された領域にドラッグ&ドロップすると、スキャンを評価基準ごとにグループ化することができます。
ここでは以下のようなことができます。
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アクティブなスキャンを選択し、Stop selected scans(選択したスキャンを停止)をクリックすると、スキャンが停止します。
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スキャン結果の詳細を見る
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スキャンのフィルタリング
セキュリティースキャンのフィルタリング
Common Tasks(共通タスク)セクションのFilter security scans(セキュリティスキャンのフィルタリング)をクリックすると、監視するスキャンを設定できます。
以下の表で、使用可能なすべてのオプションについて説明します。
オプション | 説明 |
---|---|
All scans(全てのスキャン) | 全てのスキャンを表示します。 |
Only last X scans(直近のXスキャンのみ) | 直近のXスキャンのみを表示します。 |
Only scans performed in the last X days(直近のX日間に行われたスキャンのみ) | 最近のX日間に実行されたスキャンのみを表示します。 |
Interactive scans(インタラクティブスキャン) | 手動スキャンのみを表示します。詳しくは、Manual scans(手動スキャン)をご参照ください。 |
Scheduled scans(スケジュールされたスキャン) | スケジュールされたスキャンのみを表示します。詳しくは、Scheduled scans(スケジュールされたスキャン)を参照してください。 |
Agent scans(エージェントスキャン) | エージェントコンピュータで実行されたスキャンのみを表示します。 |
ソフトウェアアップデートダウンロードの監視
Software Updates Download(ソフトウェアアップデートダウンロード)画面では、予定されているすべてのパッチダウンロードの監視、一時停止、キャンセル、優先順位の変更が可能です。
最初の列のアイコンは、ダウンロードの状態を示しています。下の表は、それぞれの状態を説明しています。
アイコン | 説明 |
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ダウンロードされました:アップデートのダウンロードに成功しました。 | |
ダウンロード中です:アップデートのダウンロード中です。 | |
失敗しました:アップデートのダウンロード中にエラーが発生しました。発生したエラーの詳細については、「エラー」欄を参照してください。 | |
ダウンロードされました:アップデートのダウンロードに成功しました。 | |
キャンセルされました:ユーザーがアップデートのダウンロードをキャンセルしました。 |
エントリを右クリックして、以下のオプションを選択してください。
オプション | 説明 |
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パッチの自動ダウンロードの設定 | パッチの自動ダウンロードを有効または無効にし、パッチを保存する場所を設定します。詳細は、「Configuring Patch Auto-Deployment.(パッチの自動展開を設定する)」を参照してください。 |
プロキシ設定の編集 | GFI LanGuard がインターネット接続に使用するプロキシ設定を構成します。詳細については、「Configuring Program Updates(プログラムの更新を設定する)」を参照してください。 |
ダウンロードの優先順位を変更する | ダウンロードの優先順位を変更します。優先度が高い、普通、低いのいずれかを選択してください。 |
選択したダウンロードをキャンセルする | 選択したダウンロードを停止して削除します。 |
すべてのダウンロードを一時停止する | すべてのダウンロードを一時的に停止します。 |
修復作業のモニタリング
Remediation Operations(修復作業)画面では、GFI LanGuard内でスケジュールされたすべての修復機能を監視し、キャンセルすることができます。
上記のビューでは、実行中および完了したすべての修復ジョブのステータス、履歴、および詳細が表示されます。ここでは、以下のことができます。
- 修復ジョブを右クリックし、「Cancel selected deployment(選択した展開をキャンセル)」を選択して操作を停止します。
- 修復ジョブを右クリックし、「Go To associated schedule scan (関連するスケジュールのスキャンに移動)」を選択すると、自動修復のトリガーとなった事前に設定されたスキャンが表示されます。
- 「Remediation job details (修復ジョブの詳細)」セクションでは、ダウンロードが必要なファイルの総数、各ファイルのダウンロードの進捗状況、修復ジョブの一部として実行されている現在の操作など、詳細な進捗状況を確認できます。
Remediation(修復)タブのRemediation jobs(修復ジョブ)セクションでも操作を監視することができ、上記と似たレベルの詳細の確認と操作ができます。
製品アップデートの監視
Product Updates Activity(製品アップデートアクティビティ)画面では、LanGuardによって実行された製品アップデートの履歴や、LanGuardエージェントのリアルタイムのアップデートアクティビティを確認することができます。詳細については、Configuring Program Updates(プログラムアップデートを設定する)を参照してください。
LanGuard Agentのアップデートを監視するには、対応するタブに切り替えてください。
「+」をクリックすると、アップデートの詳細が展開されます。